文書ガイド

斜めに撮った写真をまっすぐにする方法(書類の台形補正)

斜めに撮った書類の写真は、四隅を紙の角に合わせると長方形のスキャンに近づきます。LensUpの台形補正では、縁がはっきりしていれば角が自動検出され、ずれていれば手でドラッグして直せます。強い斜めのときは元の用紙比率をA4などに設定します。

手順

  1. 台形補正を開く

    写真を平らなスキャンにまっすぐ整えるをブラウザで開きます。

  2. 斜めの写真を選ぶ

    「写真を撮る・画像/PDFを選ぶ」から対象を追加します。

  3. 四隅を確認する

    縁がはっきりしていれば自動検出されます。ずれていれば編集の「台形補正」で各角を紙の角へドラッグします。

  4. 用紙の比率を合わせる(必要なとき)

    角度が強いときは、元の用紙の比率をA4縦などに設定すると、引き伸ばしが抑えられます。

  5. 効果を選んで書き出す

    文字なら「白い書類」やグレースケール、色が必要ならカラー。確認してPDFまたは画像で書き出します。

なぜ斜め撮りは歪むのか

スマホを斜めに構えると、近い辺が長く・遠い辺が短く写り、長方形の紙が台形になります。これはレンズのせいというより、視点の幾何学です。スキャナが上から垂直に読むのと違い、手持ち撮影では必ず多少の台形が入ります。

文字を読むだけなら許容できることもありますが、提出用PDFでは端の文字が潰れたり、印刷時の余白が不自然になったりします。四隅を正しい角に戻せば、平らなスキャンに近い形になります。

斜めに撮ったページは、四隅をカードや紙の角に合わせて「斜めの画像をまっすぐ補正」すると、文字行が水平に近づきます。

四隅の合わせ方

斜めに撮った見本の書類の四隅に、編集画面のハンドルが合っているところ
四隅のハンドルを紙の角に合わせます。

編集画面では、紙の四つの角それぞれにハンドルがあります。角が切れて写っていないときは、写っている範囲の端に合わせ、可能なら撮り直してください。背景と紙の境がぼやけていると自動検出が外れやすいので、そのときは手で合わせます。

自動検出は「縁がはっきりしているとき」に働きます。万能ではありません。検出結果を必ず目で確認し、必要ならドラッグしてください。これがこのツールの正しい使い方です。

強い角度と用紙比率

ほぼ真上から撮れていれば、四隅を合わせるだけで十分なことが多いです。大きく斜めのときは、補正後に紙が縦に伸びて見えることがあります。そのときは元の用紙の比率をA4・レター・ID-1などに合わせると、実物に近い縦横になります。

名刺やレシートなど特殊サイズは、カスタム比率や「元のまま」も検討してください。正解の比率が分からないときは、まず四隅だけ合わせ、文字の縦横比を目で見て微調整します。

効果と書き出し

LensUpの台形補正で、斜めの元写真とまっすぐに補正された結果が並んだ画面
左が元の写真、右が補正後です。

「白い書類」は背景を白く寄せ、印刷のコントラストを上げます。「影を除去」は照明むらを抑えつつ色インクを残します。カラー図や印が重要ならカラーを残してください。

複数ページならスキャナで同じ補正と効果をページごとに適用し、1つのPDFにまとめられます。ファイルが重いときは圧縮へ回せます。

最初からまっすぐ撮るコツ

補正は便利ですが、最初から真上で撮る方がきれいです。紙の中央の真上にレンズを置き、画面の矩形と紙の辺を平行に揃えます。影は体を光の反対側に置くと減ります。

どうしても斜めになる狭い場所では、できるだけ四隅を画面内に入れ、あとから台形補正する前提で撮ってください。端が切れていると、どんな補正でも復元できません。

台形補正とスキャンの使い分け

1枚だけ斜めなら台形補正が最短です。何枚も続けてPDFにしたいときは、スキャナで撮影または取り込み、各ページで同じ四隅調整と効果をかけてからまとめて書き出します。iPhoneの「メモ」でも、手動で取り込むときにコーナーを調整してから「再撮影」または「残す」を選べます(Appleサポート)。

すでにまっすぐなスキャンなのに影だけが気になる場合は、台形補正ではなく影を除去を先に試してください。目的が違うツールを選ぶと、手順が短くなります。

仕上がりのチェックポイント

まっすぐに補正して書き出した見本の書類のPDF
補正して書き出したPDF。行が水平になっているかを確認します。

補正後は、行が水平か、端の文字が欠けていないか、縦横比が不自然に伸びていないかを見ます。伸びているときは用紙比率を見直し、欠けているときは元写真を確認します。

提出用なら、拡大表示で細い文字と印影を確認してからPDFを確定してください。問題なければ、必要に応じて圧縮して送ります。

よくある質問

斜めの写真をまっすぐにするには?

台形補正で四隅を紙の角に合わせます。LensUpでは縁がはっきりしていれば自動検出され、ずれはドラッグで直せます。

自動で角は付きますか?

縁がはっきりしていれば検出されます。万能ではないので、結果を確認して手直ししてください。

強い斜めのときは?

元の用紙比率をA4などに設定すると、不自然な伸びを抑えられます。

複数ページもできますか?

スキャナツールでページごとに同じ操作をし、1つのPDFにまとめられます。

写真は送信されますか?

いいえ。ブラウザ内で処理されます。

斜めの書類写真を、平らなスキャンに整えます。登録不要です。

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